OODAループ

先日、IoT関係のセミナーに出席してきました。IoT技術の進歩の早さと浸透の広がりにはいつも驚かされますが、一つ新しいことを勉強しました。それは、OODAループという概念です。IoTと直接は関係ないのですが、変化が早く解決方法がはっきりしない課題を解決するフレームワークです。一般に浸透しているPDCAが従来プロセスの「改善」を主眼にしているフレームワークであることに対して、OODAループは、新プロセス開発や新概念の製品開発など手順自体がはっきりしていない事案に適合しやすいとのことです。Observe(状況を観察し)Orient(仮説を立て)Decide(意思決定を行い)Act(実行する)というもので、それを繰り返し実施し目標に近づけていく手法です。逆にそのようなプロセスのはっきりしない事案に対してPDCAで臨むとなかなか計画が立てられず時間ばかり経ってしまう失敗を私自身経験したことがあります。直面している事案がどのような性質のものかで採用するフレームワークを考えることが重要であることを知ることができました。

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